車の擦り傷修理は板金業者へ!放置するデメリットと費用の相場

お役立ち情報

車に擦り傷がついたら、放置せずに早い段階で修理を依頼しましょう。擦り傷の修理といえば板金修理業者をイメージする方が多いのではないでしょうか。
ですが「本当に板金修理業者が適している?」「依頼した場合の費用が心配」といった方もいるはずです。

そこで、板金修理業者に車の擦り傷修理を依頼する場合の費用や、依頼すべきか判断するポイントなどを紹介します。この記事を読むことによって自分の車についた擦り傷は板金修理業者での修理が向いているか判断できるようになるでしょう。
DIY修理の方法や注意点も紹介するので、参考にしてみてください。

車についた擦り傷を放置するデメリット

目立たない部分に傷がついた、あまり見た目にこだわりがないなど、それほど気にならないとしても車についた擦り傷を放置するのはよくありません。そのうち対応すればいいかと放置すると、以下のようなデメリットがあります。

デメリット①車の内部が劣化する

擦り傷がついた際、衝撃で車の内部が損傷している可能性があります。目に見えない部分であるため、専門的な知識を持った修理業者に確認してもらいましょう。
軽く考えて放置した場合、すぐに対応すれば簡単な修理で済んだものが大がかりな修理を必要とするトラブルにつながってしまう恐れもあります。

デメリット②売却時の査定に悪影響が出る

将来的に車を売却する場合、擦り傷によって車体価値が下がってしまう可能性が高いです。
やはり、擦り傷があると見た目が良くありません。そこから塗装が剥がれたり、サビにつながったりすることもあるため、車の価値が低下しやすいです。車を売る際、できるだけ高額査定につなげたいと思っている方などは、費用をかけてでも修理しておいたほうが査定額が高くなるケースもあります。

【ケース別】車の擦り傷の修理を板金修理業者に依頼する際にかかる費用の相場

費用は修理箇所によって変わります。目安を紹介するので、参考にしてみてください。

ケース①バンパーについた擦り傷

バンパーの擦り傷修理にかかる費用の相場は、1~5万円程度です。バンパーは擦りやすい部分でもあるので、細かな傷がつくことは多いです。
幅10~15cmくらいの擦り傷で1.5~3万円程度と見ておきましょう。
大きな傷がついた場合、バンパー自体を交換しなければならないこともあります。

ケース②フェンダーについた擦り傷

フロントフェンダーが3~5万円程度、リアフェンダーが4~5.5万です。なお、タイヤの上部にあり、タイヤとホイールを覆う外板パーツがフェンダーです。

特に車で踏んだ石や枝などによって傷が付きやすい部分でもあります。取り外しに手間がかかるパーツであることから作業難易度が高くなり、他のパーツと比較して修理費が高額なケースが多いです。

ケース③ドアについた擦り傷

ドアについた擦り傷を修理するのにかかる費用は、フロントドアが3.5~6万円程度、リアドアが4~5.5万円程度です。
10cm以内など非常に小さな擦り傷であれば、2万円程度で修理できるケースもあります。ですが、20cmを超えるような大きな擦り傷は8万円ほどの費用がかかる可能性もあります。

ケース④リアゲートについた擦り傷

ステーションワゴンやミニバンなどのボディ後方部に付けられている開閉部であるリアゲートの修理費用相場は、2~5万円程度です。擦り傷がついている範囲がリアゲートだけではなく、ライトやウィンカー、またはバンパーなど、複数の箇所に及んでいる場合は費用が高くつくこともあります。

車についた擦り傷を自分で修理する方法

できるかぎり修理費用を抑えたいのであれば、自分で修理に挑戦してみるのも一つの方法です。いくつか方法はありますが、コンパウンドやタッチペン、パテ、エアータッチスプレーなどを使った方法があるので、紹介します。

方法①コンパウンドを使う

コンパウンドとは、研磨剤のことです。車の表面を削って擦り傷を目立たなくします。ただ、それほど深く削ることはできないので、非常に浅い傷に適しています。
シートタイプのほか、チューブ状、液体など、種類も豊富です。

手順として、先に車についた汚れをしっかりと落としておきましょう。砂ぼこりなどがついた状態で行うと、研磨する際にそれらを巻き込んでさらに傷をつけてしまう恐れがあります。また、樹脂製のパーツに付着した場合は変質する可能性があるため、あらかじめマスキングで保護しておくと良いでしょう。

コンパウンドにはさまざまな種類がありますが、はじめは粒子が細かいタイプのものを使うのがおすすめです。粒子の大きいものから使うと、コンパウンドによって余計な傷がつく可能性があります。
まずは粒子が細かいタイプのものから試し、傷が目立たなくならない場合は少し粒子の大きいものを試してみる方法だと失敗しにくいです。

水に濡らして絞った布やスポンジにコンパウンドを付けてから、傷がある部分を磨きます。強く力を入れないように注意しましょう。
コンパウンドは傷に沿うような形で撫でるようにして使うのがポイントです。スポンジを動かす際は円を描くようにするのではなく、縦方向または横方向に対し、直線的に動かしましょう。円を描いてしまうと円形の擦り傷ができるため、目立ちやすくなります。

1度クロスでコンパウンドをふき取り、傷の状態を確認します。傷が目立たなくなっていれば、次は粒子サイズが一番小さいコンパウンドで仕上げ磨きを行いましょう。再度キレイにふき上げたらワックスでコーティングして仕上げます。

方法②タッチペンを使う

タッチペンとは、タッチアップペンとも呼ばれるものであり、擦り傷によってできた溝を埋めることにより、傷が目立たなくします。
修理する車のカラーと同じ色のものを選択しましょう。自動車メーカーによって車種ごとのカラーが用意されていることが多いです。まずは車に使用されているボディカラーを調べ、同じものを購入しましょう。

車と同じ色のタッチペンを用意したら、先にタッチペンを塗る部分をキレイにしておきます。注意点として、車にワックスを使用している場合、そのままタッチペンを塗ってもうまく色が定着しません。そのため、先に脱脂剤を使用し、ワックスを落としておきましょう。

続いて傷がついた部分にタッチペンを塗っていきます。この時、一気に傷に色を乗せるのではなく、点を打つようなイメージでゆっくりと丁寧に行うと失敗しにくいです。非常に小さな傷に対して塗る場合、ペンについているハケでははみ出してしまう可能性があります。細い筆を用意したり、爪楊枝や割り箸の角などを使用したりして塗るのも良いでしょう。

塗り終わったら完全に乾くまで乾燥させます。一度塗りではなかなか傷をカバーできないので、タッチペンが乾いてからもう一度塗り重ねましょう。傷の状態によっては3回、4回と塗り重ねていく形となります。
この段階で終了としてしまうと、他の部分と違和感が出てしまうことが多いです。そこで、しっかりと自然乾燥させたあとを、耐水ペーパーで磨いていきましょう。
タッチペンを塗り重ねた部分は、他と比べて少し盛り上がった状態になっています。これが他と同様に平らになるように耐水ペーパーで削ってください。
さらに自然に、滑らかに仕上げるには、コンパウンドでも磨くのがおすすめです。

方法③パテを使う

尖ったものでえぐった場合などには、簡単に対応できないような深い傷がついてしまいます。こういったケースでは、パテが効果的です。
パテとは、傷やへこみなどによって発生する段差を埋めるための補修製品です。

さまざまな種類があり、傷の状態に合わせて選択しなければなりません。例えば、初心者でも使いやすい、ねんど状のパテや、深さ2mm程度の非常に小さな傷に使うのに適した薄付けパテなどです。適したものを選択しないとうまく補修できないので注意しましょう。

使い方は、その他の方法と同様に先に車の汚れを落としておきます。また、ワックスが効いているような場合は事前に脱脂剤を使用してワックスを落としておきましょう。
脂分が残った状態でパテを塗った場合、剥がれやすくなってしまう恐れがあります。

次に、修理する部分以外に影響がないように、周囲をマスキングテープなどで保護しておきましょう。マスキングテープなどで保護しておくことにより、作業を進めているうちに修理している箇所がわからなくなったといったトラブルも防げます。

続いて、耐水ペーパーを使い、傷がついている部分を磨いていきましょう。
表面が滑らかになるまで行ったら、へこんだ部分にパテを塗り込んでいく作業です。補修する部分の中央部分が少し盛り上がった状態にし、周りにいくほど薄くするのがポイントです。

十分に自然乾燥させてからきちんと乾燥していることを確認したうえで耐水ペーパーを使って磨きます。耐水ペーパーで磨く際は、塗装した部分とボディの段差がなくなるまで行いましょう。次に細目タイプのペーパーに切り替え、滑らかに仕上げます。

続いて行うのは、補修した部分の塗装作業です。シリコンスプレーなどを使って削った際に発生したカスなどを落とし、下塗り、中塗り、上塗りと仕上げていくことになります。その後、1週間ほどかけて乾燥させ、コンパウンドで艶が出るまで磨いて完成です。

方法④エアータッチスプレーを使う

エアータッチスプレーとは、浅い擦り傷の補修に向いている方法です。パテを使った方法は深い傷でも治せるのですが、補修した周囲と浮いて見えてしまうことがあり、初心者には向いていません。
一方で、エアータッチスプレーは塗料をスプレーして擦り傷を隠す方法です。部分的に塗料が盛り上がってしまうリスクが少ないので、初心者でも挑戦しやすいといえます。

まず、補修する部分をキレイにしたうえで、脱脂剤を使い、ワックスと汚れを落としておきます。スプレーということもあり広範囲に広がるので、周囲はマスキングテープやビニールシートを使って養生しておいたほうが良いでしょう。

準備ができたら擦り傷がついている部分に向けてスプレーを噴射していきます。一気にスプレーすると液だれしてしまう可能性があるので、慎重に行ってください。
傷が目立たなくなるまで行いましょう。十分に乾燥させたあと、仕上げ用のクリアスプレーを噴射して完了です。

なお、非常に浅い擦り傷であればエアータッチスプレーだけでも傷は目立たなくなりますが、へこみなどが発生している場合は事前にパテで埋めてから行わなければ凸凹部分が目立ってしまいます。
擦り傷の状態を確認し、エアータッチスプレーのみで対応できそうか、その他の方法も組み合わせるべきか検討してみてください。

車についた擦り傷を自分で修理する際の注意点

DIYに挑戦する場合、傷の大きさや深さなどに合わせてどの方法を選択するのかよく検討が必要です。例えば、深い傷になっている場合、パテ以外の方法ではなかなか対応できません。
また、非常に浅く、小さな傷についてはエアータッチスプレーで対応できることが多いです。傷の状態を見極めることが重要といえます。

それから、特に大掛かりな補修の場合、自分では対応できないケースもあります。無理をして失敗してしまうと見た目が悪化し、無駄な修理代がかかることになるケースもあるため、十分注意が必要です。本当に自分で行えるのかも考えてみましょう。

車についた擦り傷の修理を板金修理業者に依頼するかを判断するポイント

自分で対応が難しい擦り傷は、板金修理業者に依頼するのがおすすめです。特に以下の3つに該当する場合は板金修理業者の利用を検討してみると良いでしょう。

こちらの記事では板金修理の概要や費用について紹介しております。あわせてご覧ください。
板金修理とは?早期に対応すべき傷の種類と全体的な流れ・費用相場

ポイント①車の下地部分が見えている

非常にダメージが大きく、車の下地部分が見えるほど深い傷は、なかなか素人がDIYで対応できるものではありません。基本的に自分で対応できるのは、塗装面の下地に届いていない浅い傷のみと考えたほうが良いでしょう。

ポイント②大きなへこみや歪みがある

とても大きなへこみや歪みがある場合も、素人では対応が難しいです。補修しなければならない範囲が広くなると失敗した時のダメージも大きくなります。

ポイント③自分できれいに仕上げる自信がない

手先に自信がない方が自分で行うのはおすすめできません。自分で補修したところ余計目立つような状態になったといったケースも多いです。
特に特殊なボディカラーの車の場合、修理した箇所が明らかに周囲から浮いていて、いかにも修理したといえるような状態になることもあります。

車についた擦り傷を板金修理業者に依頼するメリット

板金修理業者に修理を依頼するメリットとして、自身で行うのと比べると手間がかからないことが挙げられます。必要な道具を調べたり用意したりする必要がないのもメリットといえるでしょう。

仮に自分で補修を行った場合、失敗してしまうことも考えられます。最終的には板金修理業者に依頼することになれば、DIYで修理するのに掛かった費用分がムダになってしまいます。

板金修理業者であれば専門的な知識と技術を持った職人が対応してくれるので、失敗するリスクがほぼありません。仮に失敗したとしても各社で何らかの保証を用意しているはずです。
確かに費用はかかりますが、できるだけ手間を抑えてキレイに修理したいと考えている方は、自身で行うよりも板金修理業者などの専門家に依頼するのがおすすめです。

車に擦り傷をつけないための予防策

できるだけ擦り傷を予防するためには、普段から意識しておきたい対策があります。擦り傷がつく原因と予防策について紹介します。

予防策①飛び石に注意する

気づかないうちに擦り傷がつく場合、飛び石が原因の可能性があります。飛び石とは、自分の車や前を走っている車のタイヤに挟まっている小石が飛び上がってボディにぶつかり、傷をつけるトラブルです。
自社の飛び石はなかなか防げませんが、前の車からの飛び石はある程度車間距離を取ることによって防げます。高速道路などでスピードを出しすぎてしまうと小石が飛び上がりやすくなるので、適切なスピードで丁寧に走ることも重要だといえます。

予防策②洗車の前に水洗いする

ボディに砂ぼこりなどが付着した状態で洗車を行うと、小さな引っかき傷につながってしまうことが多いです。できれば事前に水洗いを行い、汚れを落としておきましょう。
自動洗車機ではなく、プロが手洗いしてくれる洗車を利用してみるのも一つの方法です。

予防策③セキュリティを強化しておく

防犯についても忘れてはいけません。特に屋外の駐車場を利用する場合、硬貨や小石などを使って引っかき傷をつけられてしまう恐れがあります。
できれば屋内駐車場を利用したいところですが、難しい場合はドライブレコーダーを設置するなどして警戒を強めましょう。なお、いたずらなどによって傷がついた場合、車両保険の対象となることが多いです。

予防策④傷がつかないように意識する

ドアの取っ手部分に小さな擦り傷がたくさんついているのであれば、ドアを開ける際にキーや爪などで傷をつけている可能性が高いです。また、キーについているキーホルダーがぶつかって小さな傷をつけてしまうこともあります。

こういったことを防ぐため、普段から傷をつけないように意識しておきましょう。ボディにキーや爪が触れないようにする、キーにキーホルダーをつけている場合はキーホルダーがぶつからないように握っておくなどの工夫が必要です。

擦り傷は早めに修理したほうが良い

いかがだったでしょうかでしょうか。車の擦り傷の修理を自分で行う方法や、板金業者へ依頼したほうが良いケースについて紹介しました。
大きな傷などはなかなか自分では対応できないので、板金業者に依頼したほうが良いでしょう。板金業者によって技術力や評価は大きく異なるので、慎重に選ぶことが重要です。

当サイト「横浜の板金修理業者人気ランキング」では、横浜の板金修理業者の情報を中心に板金修理をするにあたりおさえておきたい情報を発信しています。ぜひ参考にしてみてください。

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